クロスバイクにおすすめのサイクルバッグ

By: Russ
自転車に乗るとき、リュックサックやメッセンジャーバッグなどですべての荷物を背中に背負うのはなかなかに疲れる。
自転車にバッグを付けられる場所にはいくつかある。サドル後ろやフレーム下などにバッグを吊るし、重量をマシン側にうまく逃すことで、長く楽に乗り続ける事ができる。
サドルバッグ
TOPEAK Aero Wedge Pack Mサイズ BAG21902
TOPEAK Aero Wedge Pack Sサイズ BAG21901
最も一般的で容量が稼ぎやすいのが、サドル後ろに吊るすタイプのサドルバッグ。
メーカーはTopeak製の物が人気があり、作りもよく丈夫である。Sサイズで0.6L、Mサイズで1.2Lほど入る。工具類、パンク修理セット、予備のタイヤチューブ1本程度ならばSサイズでも十分。Mサイズならば、薄めのレインコートや輪行バッグなども入れられ、見た目以上に容量があり便利。
ちなみに、ワイヤーロックを丸めてサドル後ろに収納してしまっていると、このスペースを収納に使えなくなってしまう。一番気軽に容量を稼げるところなので、ワイヤーロックをフレーム下へ移動したり、たすき掛け可能なタイプを使うなど、工夫したいところ。
フロントバッグ
ROSWHEEL フロントサイドバック 0.8L
ROSWHEEL フレームバッグ イヤホンホール付
Topeak トライバッグ BAG172/TC2501B
フレームの前輪側にちょこっと付けるのがフロントバッグ。
デジカメやちょっとした軽食、携帯、財布など、頻繁に取り出すものを入れておく。特に、マシンにまたがったままデジカメをサッと取り出せるのが非常に便利。長距離のサイクリングなどでは、写真を取る敷居をかなり下げてくれるだろう。
その他、携帯電話と財布だけ必要なちょっとした輪行時、わざわざ背中にバッグを背負わなくて良いのも快適。
このタイプのバッグで一つ注意したておきたいのが、ダンシング(立ち漕ぎ)時の足への干渉である。サイズが大きすぎるものを選ぶと、ダンシング時に内膝に当たり結構気になってしまう。
ほとんど干渉しないものならば、容量少なめだがTopeakのトライバッグがおすすめ。ある程度干渉しても容量が欲しい場合は、Roswheelのフロントサイドバッグが良いだろう。
私は現在Roswheelを使っており、スマホと財布を入れた状態で若干干渉するが、慣れればさして問題ない。
フレームバッグ
Mont-bell トライアングルバッグ M
Mont-bell トライアングルバッグ S
自転車のデッドスペースとも言えるトップチューブ、シートチューブ、ダウンチューブの三角形内に嵌めこむタイプのサイクリングバッグ。Mont-bell製の物が丈夫で良い。
なかなかこのタイプのバッグをつけている人を見かけないが、背中に背負う荷物を徹底的に軽くしたい場合は有効。容量もMサイズで1.0Lと大きく、着替えや雨具などを収納可能。バッグの形が決まっているため、フレームにマッチするかどうかはフレームのメーカーやサイズ次第となり注意が必要。
多くの場合、Lサイズはバッグが大きすぎて入らないと思われる。購入を検討する際は、バッグのサイズ表でよく確認してからサイズを選びたい。
さいごに
特に長時間のサイクリングでは、背中にかかる重量とマシンにかかる重量では疲労度が全く違ってくる。長く楽に走るためには、背中の重量を可能な限りマシン側に逃すのが鉄則となる。
サイクルバッグを有効活用し、快適なロングライドに役立てたい。